主人公の和名井 心（わない こころ）は友達と逢うために駅を訪れていた。

トイレを済ませ、待ち合わせ場所に向かおうとすると、突然世界が歪み始め人々は混乱していく。

崩れる足場に落ちる寸前、彼の手を取ったのはスーツ姿の眼鏡の男だった。

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「どうか探して、連れ戻してください、彼女を」

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今の異常事態は彼女が引き起こしているのだという。

その場を動く事が出来ないという正体不明の男は、建物と共に消失した。

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真っ白になった世界の中。

彼女と心は対面し、説得を試みて行く。

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逃げ続ける彼女を探す中。

再び危機に陥った彼は、眼鏡の男に助けられる。

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「私は彼の代わりに君を手伝いに来たんだ」

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穏やかに微笑む自称・助手により行き先を示される心。

本来の広さよりも遥かに長くなった地下街へと足を踏み入れる。

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通り過ぎて、忘れていくはずの場所、「通過点」。

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心は自称・助手と力を合わせ。

無事に彼女を連れ戻し、元の世界に戻す事が出来るのか。